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住宅ローン返済が苦しい方

住宅ローンの返済
2022.03.28

住居を購入した際には予想できなかった事態が起こってしまい住宅ローンの返済に悩まれるケースもあります。
住宅ローンをすでに滞納していたり、返済が苦しくなると、借入しなければならないのか、家を手放さなければならないのかなど心配で心が休まりませんよね。
このように住宅ローンの返済に頭を抱えているなら、最悪の事態になる前に早めの対処をおすすめしています。
ケースごとの様々な対処法を参考に、早めにご相談ください。

<事例1>現在、住宅ローンの返済が苦しい状況ですが、将来を考えて手放したくありません

住宅ローンが支払い続ける事が厳しいが、将来住みたいと思っているので、手放したくありません。手放さずにローンを返す方法はありませんか?

先ずは金融機関に相談してください。住宅ローンが残っている場合、物件を賃貸に出す事はできませんが、ローンを借りている金融機関に相談する事で、手放さずに第三者に貸せるケースがあります。 返済猶予などがある場合、賃貸料を住宅ローンの返済に充て、返済の見込みが付いたら賃貸の契約を更新しない事で、住居を手放さずに戻る事ができます。

<事例2>病気になり収入が減ってしまったが、住宅ローンの返済が迫っていてどうしようか悩んで いる

予想していなかった病気になってしまい、一時的に収入が減ってしまいました。住宅ローンを抱えていますが、返済が滞ってしまいそうです。 どうすればよいですか?

病気や怪我などによって、一時的に収入が減ってしまった場合、住宅ローンの返済額を軽減の申請や返済期間延長の交渉ができます。 特別な事情によって一時的に収入が減少していたり、支出が増大している場合、住宅ローンを借りている金融機関に交渉を行い返済額を軽減してもらう事ができます。

<事例3>住宅ローン以外に借金も多く、返済に困っています。自己破産を避ける方法はありません か?

借金と住宅ローンの返済を抱えていますが、返済に困っています。どうにか自己破産を避けてローンの返済を続けられませんか?

継続的な収入の見込みがある場合、個人再生手続きで自己破産せず、住宅を手放さずに借金の減額ができる制度があります。
住宅ローンは減りませんが、住宅ローン以外の借金は一部減額される場合がありますが、一定の条件のもと返済を続けなければならないので、安定した収入がないと手続きを行えません。

<事例4>住宅ローンを払い続けることが困難になり滞納している

住宅ローンを払い続けられなくなってしまい、滞納しています。もう自宅を手放そうと思っているが、ローンがまだ残っているのでできるだけ高く売りたいです。

ローンの返済が困難になり滞納を放置していると、約5~6か月ほどで競売にかけられてしまいます。 競売にかけられると安い価格で売る事になるので、残っているローンを全額返済できずに家も失ってしまうかもしれません。そうなる前に、金融機関の合意を得て売却する方法の「任意売却」で売却する事をおすすめします。

<任意売却とは>

住宅ローンの返済ができなくなってしまい、売却しても住宅ローンが残ってしまい、自己資金で返せない場合の不動産を金融機関の合意を得て売却する方法が「任意売却」です。 競売とは違い、競売物件として近隣に知られる事なく市場価格に近い価格で売却できます。 デメリットとしては、住宅ローンを借りる際の連帯保証人の同意が必要な点や債務整理に関する専門的な知識を持った不動産会社に任せないと競売になってしまうケースもあります。

<事例5>急にまとまったお金が必要になり、住宅ローンの返済ができなくなってしまったが、今の 住居に住み続けたい

まとまった金額の出費が重なり、住宅ローンを返済する余裕がなくなってしまいました。
今の家を手放さずに済み続ける事はできませんか?

急な出費や、まとまったお金が必要になってしまい、住宅ローンを返済し続ける事が困難になるケースは珍しくありません。 しかし、家族や学校の関係で今住んでいる自宅を離れたくない場合は、リースバックで自宅を売却し、所有権を購入者に変え、その購入者から賃貸契約を行い、家賃として返済する方法があります。

<リースバックとは>

不動産を第三者に購入してもらい、その購入者から賃貸契約を行い、家賃として支払い、返済していく方法です。
任意売却と組み合わせる取引方法では、自宅に住み続けながら返済できますが、買戻す際は売却した価格より高くなる可能性があります。