人と住まいをつなぐ おうち売却の達人 草野哲雄氏
第二の人生は不動産業界での起業という選択
30年のサラリーマン生活を経て、不動産業界に飛び込んだ草野社長。建築会社での営業、管理業務、上場準備、海外事業など、多岐にわたる経験を持つ彼が、なぜ不動産業を選んだのか。
「定年後も長く働きたいという思いがありました。自分の力を活かせる仕事を探していました」と草野社長は語る。50代になり、定年後の人生を見据えた時、毎日が日曜日のような生活に疑問を感じたという。起業を決意した際、様々な業態を検討。最終的に選んだのは前職の経験を生かせて、かつ、お客様の人生のターニングポイントに立ち会える。というやりがいを感じ不動産業を選択した。
特に決め手となったのは、東日本大震災での経験だった。「福島県の沿岸部で多くの方が住まいを失い、郡山市内の仮設住宅での生活を余儀なくされている姿を目の当たりにしました。1つの建築会社では年間でも数十件の住宅しか供給できませんが、不動産業なら中古住宅の仲介を通じて、より多くの方々に住まいを提供できるのではないかと考えたんです」。
お客様のよりよい人生のための提案をする不動産仲介
2020年2月の開業直後、コロナ禍に見舞われながらも、地道な努力を重ねてきた同社。緊急事態宣言下でも諦めることなく、情報発信を続け、準備を怠らなかった。その努力が実を結び、開業3年目にはハウスドゥ加盟店700社中、全国20位という輝かしい成績を収めるまでに成長。さらに東北エリアではナンバー1の実績を誇る。
「これまで300件以上の不動産売買のお手伝いしてきましたが、一番のやりがいは、お客様の生活が向上する瞬間に立ち会えることです」と草野社長は語る。「寒い家から快適な住まいへ、狭い部屋から広い空間へ、駐車場のない家から便利な環境へ。お客様の生活が大きく変わる瞬間を目の当たりにすると、この仕事の意義を実感します」。
特に同社のGoogleレビューでは、「丁寧な対応」が高く評価されている。「住宅ローンの説明一つとっても、単に金利の安さだけでなく、変動と固定の違い、メリット・デメリットまで詳しく説明します。また、工事の遅延など問題が発生した際も、お客様との密な連絡と業者への徹底した進捗管理で、納得いただける解決を目指しています」。印象深いエピソードとして、住宅ローンが滞っていた家族を支援した経験を挙げる。”数か月後には自宅を手放さなきゃいけない状況”の中で、「金融機関との粘り強い交渉を重ね、親子間での住宅売買を実現。家族が住み続けられる道を見出せた時は、お客様に喜んでいただきました。私も本当に嬉しかったですね。金利や融資条件から生活環境まで、すべてがお客様の人生に直結している。そこがやりがいです」。
売却に関する専門家としてのアドバイス
不動産売却を考える方々へ、草野社長は独自の視点からアドバイスを送る。「売却価格は重要ですが、それだけではありません。売却期間や方法によって適正価格は変動します。単に高額を提示する会社ではなく、その価格の根拠を明確に説明できる会社を選ぶことが重要です」。
また、売却方法の選択肢の多さも、会社選びの重要なポイントだと指摘する。「お客様の事情は千差万別です。急いで売却したい方もいれば、じっくり条件にこだわりたい方もいる。その状況に合わせた最適な売却方法を提案できる会社を選んでいただきたいですね」。
人生の転機と大切にしている信念
多忙な日々の中、草野社長は温泉とサウナで心身をリフレッシュしている。「郡山には手頃な価格で利用できる日帰り温泉がたくさんあります。特にサウナは10分を3セットほど。サウナと水風呂を交互に楽しみ、身体を引き締めながら心も整理できます」。また、妻と共にパワースポット巡りを楽しむことも。神社やお寺で静かな時間を過ごし、心を落ち着かせている。
尊敬する人物として、草野社長は自身の両親を挙げる。「年を重ねるにつれ、家族を養い支えることの大変さを実感するようになりました。『普通に見えること』が実は並大抵のことではない。それを分かった今では感謝の気持ちでいっぱいです」。
お客様への想いを形に
同社では、ご成約のお客様に手作りのハーバリウムを贈呈している。草野社長の奥様のお姉様が制作を担当し、これまで300本以上を贈り、お客様との絆を深めてきた。「一つひとつの取引に感謝の気持ちを込めて」と草野社長は語る。新しい門出が素晴らしいものになるようささやかながらお祝いです。
副店長・厚美さんへのインタビュー
不動産業界に飛び込んで4年、私は主に購入のお客様対応を担当しています。特にLINEでのやり取りが多いのが特徴です。お客様は仕事帰りの遅い時間に物件のことを考えることが多いため、タイミングを見ながらリアルタイムで返信し、お客様の悩みの時間を少しでも短くし、安心していただけるよう心がけています。お客様の生活リズムに合わせた対応を心がけているんです。
例えば、ある契約では、最初はご主人様とだけやり取りをしていたのですが、奥様の不安も感じ取り、奥様ともこまめに連絡を取るようにしました。夫婦それぞれの不安に寄り添うことで、より安心して契約を進めていただけたと思います。
お客様とのコミュニケーションでは、LINEだけでなく電話も使い分けています。LINEは記録が残るので便利なのですが、微妙なニュアンス等、電話での確認の方が適していることも。また、次回お会いする時に直接説明することもあります。最初の説明で全てが伝わるわけではないので、何度も確認しながら丁寧に説明することを大切にしています。
月平均で20件ほどのお客様を担当していますが、その中には契約成立して引き渡しを行う方もいれば、これから契約を進める方もいます。多い時には10件以上の契約を並行して進めることもあり、かなり忙しくなりますが、いつでもお客様のニーズに対応できるよう心がけています。
草野社長からは、営業として大切なことをたくさん学ばせていただいています。特に印象深いのは『お客様目線で考える』という教えです。営業を進めていくと、どうしても自分たちの都合や業者側の視点が強くなりがちですが、社長は常にお客様の立場に立って考えるよう指導してくださいます。
例えば、書類の説明一つとっても、単に紙に書いてある内容を伝えるだけでは不十分なんです。お客様が本当に理解されているか、常に確認しながら進めることが大切だと教わりました。社長は、私たちにとって当たり前のことでも、お客様にとっては初めての経験かもしれないと、フラットな目線で見ることの大切さも教えてくださいます。
実は私、この仕事を始めた時は営業未経験でした。前職はIT関連の派遣社員で、不動産業界には全くの知識がないまま飛び込んできました。最初は営業サポートの役割から始めて、少しずつ業務を学んでいきました。完璧主義な性格で、足りない部分を補うために必死になったこともありましたが、その都度、社長からアドバイスをいただきながら成長させていただいています。
この4年間で、営業として学ぶべきことがたくさんありましたし、今でも日々、社長からの指導を受けながら成長を続けています。未経験からスタートして、今では副店長として働かせていただいていることを、本当にありがたく思っています。
事務・野村さんへのインタビュー
草野社長は本当に丁寧で、接客や顧客対応に非常に気を使っていらっしゃいます。社長は、メールの返信を細かく記録し、その内容を分析して次に繋げるようにしています。お客様一人ひとりに対して、その方にとって最適な対応をしっかり提供しているので、社長の姿勢から学ぶことが多いです。
私は、社長が常にお客様目線で考え、どんなに些細なことでも気を抜かず対応しているのを見て、きちんとした仕事の進め方を学びました。
オープン準備から立ち上げまで、スタッフとしてずっと関わってきました。最初の頃は本当にお客様が来なくて、「このままでは会社が潰れてしまうんじゃないか」と心配したこともありました。しかし、今では人員も2倍になり、仕事量も倍増しました。それでもまだ忙しく、できれば定時で帰れるようにもっと人員を増やしてほしいと思っています(笑)。社長は本当に働き者で、毎日朝6時に出社し、夜の19時まで働いています。スタッフよりも早く来て、遅くまで仕事をしている姿を見ていると、頭が下がります。最近では、机でサラダを食べている姿もよく見かけます。夏に病気で入院されたので、健康にも気を使っているんだなと感じますが、それでも働く姿勢には本当に感心しています。
【おうちの売却について、まずはお気軽にご相談ください】 草野社長より: 「売却を考え始めた時期は、誰もが不安を感じるものです。『今が売り時なのか』『いくらで売れるのか』など、様々な疑問や心配があると思います。まずはお気軽にご相談ください。これまでの経験を活かし、お一人おひとりのご事情に合わせてご提案させていただきます」 <無料相談のご案内> 売却に関する疑問・不安など、どんな些細なことでもお話しください ご自宅の価格査定も無料で承ります 相談後の売却依頼は自由です。まずは気軽にご相談いただければと思います ■ご相談方法 査定依頼、相談のフォームにご入力をよろしくお願いします。 https://forms.gle/tYAWhi5gvAVR1VHa8 |