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家の売却相場を知りたい!不動産ポータルサイトで賢く調べる方法

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2023.12.19

家の売却価格の相場が知りたい!
でも不動産ポータルサイトって、どうやって使うんだろう?

不動産ポータルサイトには、現在売り出されている物件の情報が集約されています。本来は購入者向けの売り出し情報ですが、家を売りたいときに売却価格の相場を調べることにも利用できます。

不動産ポータルサイトの仕組みと活用方法を紹介しますので、家の売却価格相場を調べるときに役立ててください。


監修者情報 印南和行
(宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)、一級建築士、一級建築施工管理技士、不動産コンサルティング技能士試験合格) 全国不動産売却安心取引協会 理事長。住宅専門チャンネル「YouTube不動産」が「わかりやすくて参考になる」と大好評でチャンネル登録者9万人、総視聴回数2100万回を超える(2023年5月1日現在)。著書に「プロ建築士が絶対しない家の建て方」(日本実業出版社)、「プロが教える資産価値を上げる住まいのメンテナンス」(週刊住宅新聞社)がある。


1 不動産ポータルサイトとは

まず不動産ポータルサイトとはどのような目的と仕組みをもつサイトなのかを確認しましょう。

1-1 不動産ポータルサイトの仕組み

不動産ポータルサイトは、売買物件や賃貸物件など現在募集している物件の情報を集約して、不動産を探している人に提供しているウェブサイトです。

複数の不動産会社の物件が1つのサイトで見られ、検索機能により条件を指定して物件を探すことができます。
また、物件の写真や地図などのビジュアル的な情報も掲載できるので、探す人のイメージが湧きやすいという特徴もあります。

一般の人は、不動産ポータルサイトを無料で利用することができます。不動産ポータルサイトは、不動産会社が広告料をポータルサイトの運営会社に支払って、取り扱っている物件情報を掲載する仕組みになっています。

不動産会社には、不動産ポータルサイトに物件を掲載することで、自社のホームページや広告だけでは届かないユーザーに情報が行き届き、成約の可能性が高まるというというメリットがあります。

不動産ポータルサイトがあることで、不動産を探す人は不動産会社を1件1件周る必要がありません。大量の物件情報から自分の希望に合った物件を絞り込んで探すことができるので、大幅に手間を軽減してくれます。

このように本来、購入物件を探すための不動産ポータルサイトですが、多くの情報が集約されているので、売却価格相場を調べるときにも活用できるのです。

1-2 類似サイトとの違い

不動産ポータルサイトに似た機能をもつサイトに、個別の不動産会社のホームページがあります。
個別の不動産会社のホームページにも不動産の売り出し情報が掲載されており、検索機能を使って物件を調べることができます。

ただし不動産会社のホームページは、その不動産会社が取り扱っている物件のみが掲載されていますので、情報量が限られます。売却価格相場を把握するための利用には、不動産ポータルサイトのほうが適しているでしょう。

また、不動産取引の情報として国土交通省が提供している「土地総合情報システム」や不動産流通機構が提供している「レインズマーケットインフォメーション」などがあります。
(「土地総合情報システム」を活用して価格相場を調べる方法はこちら
(「レインズマーケットインフォメーション」を活用して価格相場を調べる方法はこちら

「土地総合情報システム」と「レインズマーケットインフォメーション」は、現在売り出されている物件の情報ではなく、すでに成立した不動産取引の情報を掲載しています。
どのような価格で不動産取引が成立したのか知りたいときには、これらのサイトを利用することができます。

2 不動産ポータルサイトで家の売却価格を調べる方法

それでは不動産ポータルサイトで、家の売却価格の相場を調べる方法を紹介します。

売却価格の相場を調べるときには、不動産ポータルサイトの検索機能を利用して、売ろうとしている家に類似する物件の価格を見ます。
売ろうとしている家に類似する物件を捜すときに、重要な検索の条件を確認しましょう。

  • 地域
    家が所在する地域は、家の価格にとってとても重要な要素になりますので、必ず指定しましょう。地価が高い地域は売却価格が高くなる傾向があります。
    検索するときに、地域の範囲をできるだけ絞った方が効果は高いです。
  • 立地
    特に都市部では駅やバス停までの距離は重要な要素であり、10分違えば大きな価格差になります。一方で、車での移動が中心の地域では、数分の違いは大きな価格差にならないこともあります。
  • 広さと間取り
    土地の広さと建物の広さ、間取りも価格に大きな影響を与えます。全く同じ広さの家はなかなか見つからないかもしれませんが、一定程度の幅をもって検索してみましょう。
    一般的に土地や建物は広い方が、平米単価が高くなる傾向があります。
  • 築年数
    家の築年数も物件を探すときに、加えておきたい条件です。築年数が経過しているほど、売却価格は下がっていく傾向があります。

これらの条件を中心に類似する物件を検索して、見つかった物件の売り出し価格を見れば、家の売却価格相場を把握できるでしょう。

もう1つ重要なポイントとして、複数の物件を比較することが挙げられます。
1つの物件情報だけでは、その物件が特殊な条件を持っていると情報に偏りが生じる可能性があります。同一地域における複数の類似物件を比較しながら調査することで、適正な価格の感覚を養うことができます。

3 不動産ポータルサイトの特徴と注意点

不動産ポータルサイトを利用すると、どのようなメリットがあるのでしょうか。また注意点はないのでしょうか。それぞれ確認しましょう。

3-1 特徴、メリット

まず、不動産ポータルサイトの特徴およびメリットを見てみましょう。

  • 情報が豊富で新鮮
    不動産ポータルサイトには、多くの不動産会社が扱っている物件情報が集約されています。物件の情報も日々更新されますので、今現在の最新情報を見ることができます。
    売却価格相場を調査するにあたって、どこの不動産会社が取り扱っているかは、重要な要素ではありません。
    さまざまな不動産会社の物件が集約されている不動産ポータルサイトのほうが、個別の不動産会社の情報よりも情報の幅が広く、相場を知るという目的にあっているでしょう。
  • 検索機能が充実している
    不動産ポータルサイトは検索機能が大変充実しています。地域や駅までの立地といった重要な条件が詳細に選択可能になっています。
    類似物件を探すときにも、必用な条件が簡単に選択できるので、調べる手間と時間を大幅に軽減してくれます。

3-2 注意点

続いて売却価格相場を調べるときに、不動産ポータルサイトを使うときの注意点を確認しましょう。

  • 全く同じ物件は存在しない。
    全く同じ不動産物件は存在せず、1つ1つの物件には固有の条件があります。特に家は道路の接し方や建築構造によっても価格が変化します。これら固有の条件を全て一致する物件を探すことに、あまり意味はありません。
    あくまで傾向をつかむために不動産ポータルサイトを利用していることを認識して、一定程度の条件が類似する物件の相場から、適正な価格帯を推測しましょう。
  • 価格は売り出し価格
    不動産ポータルサイトの価格は、物件の売り出し価格です。売り出し価格は、その価格を元にして売主と買主が交渉をおこなう価格です。
    交渉の結果、値引きが行われることもあり、その際には売り出し価格よりも安い価格で取引が成立します。なかには、値引き交渉を予想して、あらかじめ少し高めの価格で売り出している物件も存在すると考えられます。

不動産ポータルサイトで見ることができる売り出し価格は、実際の成約価格よりも高めとなる傾向がありますので認識しておきましょう。

4 まとめ

売却価格相場を不動産ポータルサイトで調べるときのポイントは、自分の家に条件が近い物件を検索して売り出し価格を調べることです。

特に注意したいのは次の条件でした。
・地域
・立地
・広さと間取り
・築年数

不動産ポータルサイトを活用して、家の売却価格相場の把握に役立てましょう。


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