【ブログ】【不動産売却】99%は知らない!ズルい不動産会社の見抜き方4選
悪徳不動産会社を見抜けないと、こうなります!
世の中には、いい人そうに見えて、すごーくズルい人がいます。
不動産業界でそのような営業担当者に出会ってしまうと、数百万円の損につながることになるから怖いですよね。
今回は「ズルい不動産会社の見抜きかた」についてです。そんなコツがあるの? と驚いたあなた、
はい、あります!
ズルい不動産会社は〇〇でわかります。
今まさに不動産の売却を考えている方は、必ずこの動画を最後まで視聴してから不動産会社選びをしてください。
監修者情報 印南和行
(宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)、一級建築士、一級建築施工管理技士、不動産コンサルティング技能士試験合格) 全国不動産売却安心取引協会 理事長。住宅専門チャンネル「YouTube不動産」が「わかりやすくて参考になる」と大好評でチャンネル登録者9万人、総視聴回数2100万回を超える(2023年5月1日現在)。著書に「プロ建築士が絶対しない家の建て方」(日本実業出版社)、「プロが教える資産価値を上げる住まいのメンテナンス」(週刊住宅新聞社)がある。
1.一括査定サイトを利用する前に、売りたい物件の「相場」を調べましょう
不動産を売却しようと思ったら、まずは「不動産一括査定サイト」を利用することが多いと思います。
その際、
査定価格が相場と大きく異なる 会社は要注意です。
一括査定サイトを利用する前に、売りたい物件の「相場」を調べますよね?
調べもせずにとりあえず情報を入力してみようと思っている方、それはNGです
すぐに調べてください。
一例として、このような方法があります。
国土交通省の「土地総合情報システム」内の「不動産取引価格情報検索」で調べる。
https://www.land.mlit.go.jp/webland/
毎年春に送付されてくる「固定資産税納税通知書」を確認する。
土地は時価の約70%が固定資産税評価額の目安とされているので、おおまかな計算ができます。
国土交通省の「不動産取引価格情報検索」サイトで成約価格の情報を確認する
https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet
物件情報サイトで、駅からの距離や土地の広さ、築年数などが似ている物件を探してみるのもよいでしょう。
2.ある程度の相場を把握したら、一括査定サイトを選んで入力します。
そうすると、だいたい5~6社からの査定額が提示されますが
ここから各不動産会社がいろいろな方法で営業をかけてきます。
注意しなければならないのは、相場よりもかなり高額な査定額を出してくる会社です。
他の数社が2000万円前後なのに、1社だけ3000万円を超えていたら、
「本当にこの価格で売れるの?」と目を引くことは間違いありませんよね。
そのような期待をもたせて媒介契約を結ぶことが目的なのです。
確かに、売り出し価格を高く設定することはできます
いいことばかり言われてその気になっても、実際には相場よりもかなり高いわけですから売れません。
どんどん値下げされて、最終的に他社が提示した査定額よりも数百万円安く売却することになってしまったというケースも多いのです。
正当な理由なく、相場よりもかなり高額な査定額を提示する会社のうまい営業トークにはだまされないようにしましょう。
一括査定サイトには、住所や電話番号を入力します。
匿名のサイトもありますが最終的には個人情報を知らせることになりますよね。
アポイントもとらず、突然訪問してくる会社 は要注意です。
一括査定サービスの利用する消費者側は無料ですが、不動産会社側は1件の顧客情報を得るために数万円の費用を支払っています。
数万円かけたからには、何が何でも契約をとろうという会社の方針で、
顧客の気持ちや状況よりも自社の利益を優先して、アポイントもとらず、突撃訪問してくる会社は、選びたくないですね。
また、一括査定に情報を送信してすぐに電話がかかってくることも少なくありません。
電話がかかってきても出られない時間帯がある場合やメールのみの対応を希望する場合は、査定申込み時の備考欄に要望を記載しておきましょう。
それでも執拗に電話をかけてくる、アポなし訪問をしてくるような会社は、かなりヤバイと言えそうですね。
3.不動産業者選び(机上査定)
一括査定サイトを活用する際、まずは「机上査定」をしてもらい、査定書の内容や添付資料を確認して、書類選考してみるといいですね。
。
4.不動産業者選び(訪問査定)
机上査定のやり取りで対応のよい不動産会社があったら、実際に「訪問査定」で物件を見てもらういましょう。
営業担当者とは初顔合わせとなります。
訪問査定で建物の状況をチェックしている様子がない 会社は要注意です。
一般的に、訪問査定は30分から1時間程度と考えられます。営業トークが長いわりに、建物の状況をほとんどチェックしていないな……という印象があったら、気をつけたほうがよいでしょう。
私がおすすめしている担当者は、建物をよく見て、売主が気づかないようなセールスポイントを見つけてくれる担当者です。
建物の状況を把握できて、おすすめポイントをしっかり伝えられる担当者なら購入希望者に対しても良い点を積極的に話してくれるはずです。
5.不動産会社選び
また、机上査定や訪問査定を通して、書類が雑に書かれていたり、誤字が多かったりする会社もよくないですね。
チェック体制のあまい会社は、お客様に対する気配りも欠けていることも多いので、そのような点もしっかりチェックしてください。
訪問査定が終わると、媒介契約を結んで売却活動をすることになります。
査定額=売り出し価格というわけではないので、売主の要望をしっかり伝えましょう。
例えば、
・はじめは査定額より少し高く値をつけたい
・値引きをしたとしても、これくらいは手元に残るようにしたい
などは、担当者に伝えてください。
顧客の要望に耳を傾けない担当者は要注意です。
売却活動をおこなうにあたって、まずは顧客の利益を最優先に考えてくれる不動産会社(がいいですよね。
査定価格がいくらかよりも、売主がいくらで売りたいか……よほど無謀な価格でない限りは売主の要望を大切に考えてほしいものです。
なぜなら、物件の所有者はあなただから……です。
終始、担当者が上から目線で「専門家の意見は聞くべき!」という姿勢であれば、媒介契約は慎重に検討したほうがよいでしょう。
確かに売主は不動産売却の知識が十分ではないことが多いですよね。
それでも、売却に対する思いにしっかり耳を傾けてくれる担当者が一番です。
そのような担当者であれば、結果的に値下げをすることになっても、納得して受け入れられると思いますよ。
これらのポイントに注意を払うことで、ズルい不動産会社(担当者)を見抜き、より信頼できるパートナーを選ぶことができるはずです。
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