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不動産会社は信用できない?不動産会社選び7つのチェックポイント

達人の動画&ブログ
2023.12.30

「不動産会社ってどうも信用できないな。騙されないかな?」

実は、人生の転機となる場面の多くには不動産会社との取引が関わります。
引っ越しやマイホーム購入・売却など、長い人生では不動産会社と関わらずに生きていくのは難しいのです。

しかし普通の人はそれほど頻繁に取引するわけではないので、不動産に関する知識には限界があります。
不動産会社には専門的な知識をもって取引をサポートするという重要な役割があるのです。

一方でその知識や情報の差が、不動産会社に騙されたと感じる原因となる可能性もあります。

不動産会社も商売ですから、自分たちに利益が上がらないと取引に対するモチベーションが下がるのは事実でしょう。
そんな不動産会社の事情を理解することで、騙されないで満足できる不動産取引をおこなうための対策をたてることができます。

これからおこなう不動産取引で不動産会社に騙されないか不安なあなたに、不動産会社を選ぶ時のチェックポイントを7つ紹介します。
このチェックポイントに従って不動産会社を選べば騙されることはなくなり、もう安心です。


監修者情報 印南和行
(宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)、一級建築士、一級建築施工管理技士、不動産コンサルティング技能士試験合格) 全国不動産売却安心取引協会 理事長。住宅専門チャンネル「YouTube不動産」が「わかりやすくて参考になる」と大好評でチャンネル登録者9万人、総視聴回数2100万回を超える(2023年5月1日現在)。著書に「プロ建築士が絶対しない家の建て方」(日本実業出版社)、「プロが教える資産価値を上げる住まいのメンテナンス」(週刊住宅新聞社)がある。


1. 不動産会社の重要な役割

そもそも不動産会社はなぜ存在するのでしょうか。

不動産会社は、不動産取引において重要な役割を果たしています。

まず不動産会社は、不動産市場の動向、物件の価値、契約手続きなど、不動産取引に関する専門的な知識と経験を持っています。特に不動産取引には、多くの法律的な手続きが伴います。これらの知識と経験は、一般の人々が自分で持つことは難しいものです。

また不動産会社は、物件の探し方から契約手続きまで、多くの作業を代行してくれます。価格交渉や契約条件なども、顧客に代わって交渉もおこないます。これにより、顧客は時間と労力を大幅に節約できます。

このように不動産会社は、普通の人には不慣れな不動産取引を、スムーズにおこなうために欠かせない存在なのです。

2. 不動産会社に騙されたと思う原因

それではどういうときに不動産会社が信用できないと感じることが多いのか見てみましょう。

  • 会社の利益を優先する

不動産会社も商売ですから利益を求めるのは当然ですが、顧客のことを度外視して利益を重視していると感じたときには信用できなくなります。

  • 会社によって得意な分野が存在する

不動産会社によって得意分野は異なります。全国に情報網がある不動産会社や、一定の地域に強い不動産会社などさまざまです。不動産会社は自分たちの得意分野を提案しますので、ニーズに合わないとすれ違いが生じます。

  • 担当者の人間性によっても印象は異なる。

不動産会社の担当者も人間ですから、顧客との相性があります。運悪く相性がよくない担当者にあたってしまうと、本能的に信用できないと感じることがあります。

  • 人によって満足を感じるポイントは異なる。

人によって満足度を感じるポイントは異なります。価格重視の人もいれば、付加サービスを重視する人もいるでしょう。顧客ニーズが伝わっていないと不動産会社の話が的外れと感じてしまいます。

顧客よりも利益を重視する不動産会社は論外ですが、それ以外の理由には顧客と不動産会社の間にすれ違いやミスマッチが起きている部分もあるのではないでしょうか。

3. 不動産会社選び7つのチェックポイント

それでは信用できる不動産会社はどのように選べばよいのでしょうか。ここからは不動産会社選びに欠かせない重要ポイントを7つ紹介します。

① 実績や営業年数を確認

長い営業年数や豊富な実績は、その不動産会社が経験豊富で信頼できることを示しています。また、多くの取引を経験していると、様々な問題に対応できる可能性が高いです。

② 手数料や条件の透明性をチェック

ホームページやパンフレットなど、すぐ目のつくところに手数料や契約条件が明確に表示されているか確認しましょう。その不動産会社が公正であるかどうかの重要な指標になります。

③ Web上の口コミや評判

他の人の取引経験や意見は、その不動産会社を評価するための重要な情報源です。ただし、口コミは個々の経験に基づいているため、一部だけでなく全体的な傾向を見ることが重要です。

④ 担当者のチェック

担当者との相性は、不動産取引の成功に大きく影響します。レスポンスが良いか、専門知識はあるかなどの要素を確認することが重要です。そして相性が悪いと感じたら変更を申し出ましょう。

⑤ 資格の保有状況

不動産会社の資格は、その業者が一定の知識と技能を持っていることの証明となります。どのような資格を保有しているかは、その人の業務に対する姿勢も表しています。

⑥ 接客態度

接客態度は、その不動産会社の姿勢がよく現れる部分です。やたらと来店や契約を急かしてくる不動産会社には注意しましょう。顧客よりも利益を重視している可能性があります。

⑦ 複数社の話を聞いて比較

最も重要なことは、複数の不動産会社から情報を得て比較することです。1社だけでは客観的に評価することは難しいでしょう。時間の許す限り多くの不動産会社を周ることで、最も自分のニーズに合った不動産会社を見つけることができます。

4. まとめ

不動産取引は人生の節目に訪れる重要な取引です。
一度おこなった不動産取引は、通常やり直しできません。
失敗が許されない状況において、信用できる不動産会社にお願いできるかどうかは、取引の成功に大きくかかわってきます。重要な取引を信用できない不動産会社でおこなうと、残念ながら後で悔やむことになるでしょう。
不動産会社選びに関する後悔は、事前に正しい知識を身に着けることで避けることが可能です。
事前に情報をしっかり調べ、不動産会社では担当者や営業姿勢を確認しましょう。
そして最終的には複数社で比較することがとても重要です。
ここで紹介した不動産会社選び7つのチェックポイントを活用して、自分に合った信頼できる不動産会社を選びましょう。


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