「異業種で培った接客力と情熱で、お客様に最良の売却を届ける」おうち売却の達人 井手 浩一氏

お客様一人ひとりに全力で向き合い、「高く・早く」売却を実現する
マルイ株式会社の井手浩一社長は、2025年度「おうち売却の達人・エリア最優秀達人賞」を受賞されました。
井手社長が大切にされているのは、売主様が抱える不安や悩みを丁寧に受け止め、査定根拠を明確にお伝えし、無理のない中で「少しでも高く・できるだけ早く」を両立させる売却だそうです。売却は数字の話だけでなく、思い出や人生の節目に関わる大切なイベントのひとつとのことです。だからこそ、一人ひとりのお客様に全力で向き合い、期待以上の成果と安心を届けられるよう努めていらっしゃいます。

サービス業20年の経験から不動産の世界へ——「ありがとう」が返ってくる仕事
井手社長は東京都板橋区のご出身です。16歳で寿司職人の道に入り、包丁の扱いと接客の基本を身につけられたそうです。その後、営業職を経て、サービス業の世界で約20年にわたりキャリアを積み重ねてこられました。
大きな転機が訪れたのは40歳を過ぎた頃のこと。長年のサービス業で培った経験を活かしつつも、「頑張っただけお客様から感謝の言葉が返ってくる仕事がしたい」という想いが芽生えたそうです。そんな折、仕事を通じて知り合った工務店の社長から「一緒に不動産業を立ち上げないか」と声をかけられたとのことです。
井手社長:「家に関わることを全般的にやりたい」という社長の想いに共感して、未経験ながら不動産会社の立ち上げに参画しました。社長も社員も全員が未経験。何もないところからのスタートでした。何をしたらいいかも分からない状態でしたね。」

ゼロからの挑戦——ピンポン営業から「おうち売却の達人」へ
不動産業を始めた当初は、知識も経験も何もない状態だったそうです。新卒の社員と二人で名古屋市内を一軒一軒ピンポンして回る飛び込み営業からスタートされました。
井手社長:「『お家のことでお困りのことは、ないでしょうか?』と何百件も回りましたが、誰にも話を聞いてもらえない。1年近く全く仕事にならなかった。でも、あの経験があったからこそ、後に一括査定でお客様から相談をいただけることのありがたみが身に染みて分かったんです。」
井手社長:「だから、初めは、飛び込みでピンポンしての訪問でよかったんですよ。一括査定のお客様が本当にありがたいっていう気持ちになれましたから。」
不動産業界に入って半年で宅建士の試験に合格されました。その後、一括査定サービスを始めると、「売りたい」という明確な目的を持つお客様と出会えるようになり、仕事が一変したそうです。お客様と話すことはできるが、営業ノウハウは依然として手探りの状態でした。
他社に決められたお客様に「勉強のために」と頭を下げ、競合の査定書を見せてもらい、営業手法を学ぶ——そんなサバイバルのような日々が続いたといいます。
井手社長:「よその会社さんに決めたんですって言われても、『分かりました。ちなみに勉強のためにお伺いしてもいいですか?なんで弊社ではダメだったんですか?よその会社さんの資料も見せてもらっていいですか?』って聞いて回ってたんですよ。そうやって少しずつレベルアップしていきました。」
井手社長:「不動産屋さんってどうやってお金を稼いでるんだろうっていうことすら知らなかったですから。本当にゼロからでした。」
そして不動産業3〜4年目、さらなる飛躍を求めて、不動産仲介営業の査定提案や売却戦略の組み立て方を専門家のもとで学び直す決断をされました。
井手社長:「査定の出し方やお客様への提案の仕方を体系的に学ばなきゃいけないと思ったんです。自己流の限界を感じていたので、自分から動いて始めました。」
苦労を重ねた末に出会った学びは、まさに「目から鱗」だったそうです。それまでの「お願い営業」から、「私に任せていただければいい結果を出せます」と自信を持って提案できるスタイルへと大きく転換されたとのことです。
井手社長:「今までは、僕頑張りますのでお願いしますっていうスタンスだったのが、僕に任せていただいたらいい結果を出せるように工夫できますよ、っていう風に話を進められるようになったんです。」
井手社長:「1年目にこの学びに出会っていたら、多分ダメだったと思います。何も知らないところから始めて、ピンポンして断られ続けて、もがいて何年も苦労したから、教わることの一つ一つが目から鱗だった。これが欲しかったんですよ、って。段階を踏めたんだと思います。」

不動産仲介のやりがい——頑張った分だけ、感謝が返ってくる
井手社長が不動産の仕事に見出された最大のやりがいは、「頑張っただけお客様から感謝の言葉が返ってくる」ことだそうです。前職のサービス業で約20年のキャリアを積まれましたが、お客様のために日々全力を注いでも、感謝の言葉が返ってくることはほとんどなかったといいます。
井手社長:「前職のサービス業では、お客様のために全力を尽くしても、感謝の言葉をかけてもらえることはほとんどありませんでした。常連さんもたくさんいるんですけど、こちらがどれだけお客様に尽くしても何も返ってこない。それがずっとモヤモヤしていました。」
井手社長:「毎日のように呼ばれるわけですよ。お客様の望み通りにいかないことの方が多いサービス業だったので、クレームも多くなりますよね。めちゃめちゃストレスでした。」
井手社長は、同じ接客の仕事でも業種によって「売るもの」と「お客様からいただける反応」が大きく異なると語られています。
井手社長:「例えば飲食店やファッション、スーパーのような小売業は、お客様が『これが欲しい』という目的を叶えやすいんですよ。買えたら満足してもらえる。でも、何事もなく商品を渡しても『ありがとう』って感謝の言葉をかけてもらえることはなかなかないんです。」
小売業やサービス業では、商品やサービスを提供しても、お客様から心からの「ありがとう」をいただく機会は意外と少ないもの。では、不動産仲介はどうか——井手社長は、他の業種とは根本的に異なるやりがいについてこう説明されています。
井手社長:「不動産は『売りたい・買いたい』っていう明確な目的がある。売れれば納得するし、買えれば納得する。しかも小売りと違って、不特定多数のお客様相手ではなく、個人のお客様一人ひとりと一緒に販売活動をしていくんです。」
井手社長:「一緒に頑張って、最後に売却が成功した時に『ありがとう』って言ってもらえる。しかも一つ一つの取引の金額が大きいから、達成した時の喜びも大きい。こんなに素晴らしい仕事はないと思いましたね。」
小売業では商品を渡せば取引は完了しますが、不動産仲介ではお客様と二人三脚で販売活動に取り組み、人生の大きな節目を一緒に乗り越えていく。その過程で築かれる信頼関係と、最後にいただける「ありがとう」の言葉こそが、井手社長にとって何ものにも代えがたいやりがいだそうです。
不動産の仕事に喜びを感じる背景には、前職のサービス業の過酷な労働環境もあったといいます。朝早くから夜の11時まで店舗で働き、閉店後の業務を終えると深夜2時。自分の時間は寝るだけの5時間ほどしかなく、それが10年以上続いたそうです。
井手社長:「50歳を過ぎてもこの生活を続けられるのか、いくつまでこの仕事ができるんだろうっていう不安はずっとありました。体が動く限りは頑張ろうとは思っていましたけど、一生続けられる仕事ではないなと感じていました。」
井手社長:「でも不動産の仕事だったら一生できる!って思ったんです。体がもたないような過酷さはないし、頑張った分だけお客様から『ありがとう』と言ってもらえる。こんなに素晴らしい仕事はないですよ。」
井手社長:「初めから不動産をやっていたら、この仕事のありがたみは分からなかったと思います。前職のサービス業でずっと苦しみながら、でもお客様のためにと頑張ってやってきたから、不動産の仕事で『ありがとう』と言われることがどれだけ嬉しいか、身に染みて分かるんですよね。自分に合っている仕事に出会えた。この仕事で一生やれたらいいなと思っています。」

三重県で独立開業——丁寧な対応で差別化を実現
三重県への進出を決めたきっかけは、三重県の売主様から繰り返し聞いた声だったそうです。
井手社長:「三重県の売主様から何度も聞いたのが、『他の不動産会社に査定をお願いしたら、紙一枚をメールで送られて終わり』とか、『この金額で売りたいと相談しても、そんな金額では売れませんと冷たく言われた』っていう話でした。」
地場の大手不動産会社がシェアを握る三重県では、売主様への丁寧な対応が必ずしも当たり前ではなかったようです。だからこそ、査定根拠を一つ一つ丁寧に説明し、充実した資料を用意して提案する井手社長のスタイルは、お客様から大きな反響を得ているとのことです。
井手社長:「ちゃんと細かく説明したり、資料もきちんと用意してお話したりすると、やっぱりお客様に喜ばれるんですよ。『こんなに丁寧に説明してくれてありがとう』って。」
井手社長は「高く・早く売る」ための独自の販売戦略を武器に、確実に実績を積み上げていらっしゃいます。井手社長が大切にされているのは、販売開始前の「準備」の徹底。物件写真の撮り方、見せ方、販売戦略の設計まで、やるべき準備をすべて行い、高く・早く売れる状態をつくり上げてから販売活動をスタートされている点が非常に印象的でした。
その徹底した準備こそが、売却においてお客様のご希望に沿った結果を実現されている要因であると感じました。
井手社長:「準備がすべてなんです。物件の写真一枚とっても、撮り方・見せ方で反響は全然違う。販売戦略も含めて、売り出す前に徹底的に設計する。その準備があるからこそ、高く・早く売れる結果につながるんです。」
井手社長:「ライバル会社のやっていることは大体把握できています。比較された時に負ける要素がない。だから自信を持って、お客様には他社の話も聞いてくださいとお伝えしています。」

おうちの売却を考えている方へ——井手社長からのアドバイス
井手社長が売却を検討中の方に伝えたいのは、「最低3社から査定を取ること」だそうです。そしてその際に大切なのは、査定額の高さではなく「根拠」だとおっしゃいます。
井手社長:「3社から査定を取ると、金額にばらつきが出ます。でも大事なのは、なぜその金額になったのか——根拠をきちんと納得できるように説明してくれるかどうか。単純に高い査定額を出す会社がいいわけではありません。」
井手社長:「例えば『いくらくらいです』って言われたら、『この査定額の根拠って何ですか?』ってストレートに聞いてみてください。いろんな回答が出てくると思いますが、その回答に納得できるかどうかが大事です。」
査定額の妥当性を理解した上で、次に見るべきは「販売方法」とのことです。高く・早く売るためにどんな取り組みをしているのか。他社にはない独自の強みがあるか。3社を比較すれば、その違いは自ずと見えてくるのだそうです。
井手社長:「例えば、査定額は、百円などと決まっているわけじゃなくて、九十円から百二十円っていう幅がある。百二十円で売れる可能性があるのは、高く売る方法を持っている会社さんの方なんです。だからまず査定額をちゃんと把握して、その次に高く売れる・早く売れる取り組みをしている会社さんを選ぶことが大事なんです。」
井手社長:「弊社は物件の写真撮影から広告の見せ方、販売戦略の組み立てまで、すべてを設計した上で販売活動に入ります。そこまで準備しているからこそ、高く・早く売れる。その違いを3社比較していただければ、きっとお分かりいただけると思います。」
井手社長:「弊社だけの話を聞いて依頼してくださる方もいますが、正直それはあまり好ましくない。他社と比較して、弊社の取り組みの違いを理解していただいた上で依頼されたほうが、その後の信頼関係も深まります。たとえ販売に苦戦しても、『マルイさんがやってくれているから大丈夫』と思っていただける——それが理想の関係です。」

趣味とオフタイム——ジム通いと料理が日々のリフレッシュ
井手社長のリフレッシュ方法は、週3〜4回のジム通いだそうです。きっかけは数年前に患った五十肩のリハビリだったとのこと。左肩の五十肩を約1年かけて治し、リハビリ中に今度は右肩の五十肩を発症。両肩の治療に約2年半を費やされたそうです。
井手社長:「もう二度とあんな思いはしたくない。五十肩は本当に地獄でした。痛めないためのリハビリから、今は鍛えるフェーズに入りました。やっぱり運動不足からなるので、鍛えないと思って。」
バーベルやダンベルを使った本格的な筋トレに取り組む日々を送っていらっしゃるそうです。運動不足は大敵と、身をもって実感されているからこその習慣だといいます。
もう一つの趣味は料理です。16歳で寿司職人の世界に入られた経験から、切れ味の良い包丁で食材を刻むのが好きなのだそうです。
井手社長:「お寿司屋さんって基本的にめちゃくちゃ切れ味のいい包丁が好きなんですよ。三重に来て最初に買ったキッチン用品が、いい包丁でした。長ネギを刻んだり、野菜やお肉を切って焼いたり。包丁で切るのが好きなんです。」
現在は単身赴任先にコンロがないので、電子レンジを駆使して自炊されているそうです。自宅では調理器具がそろっているのでチャーハンやおつまみを手際よく作っているとのことです。それがご家族にも好評だそうです。さらに、暖かい季節には庭でバーベキューも楽しんでいらっしゃるとのことです。
井手社長:「庭でバーベキューやるんですけど、子供たちが大きくなってきて、暑いから誰も外に出てこないんですよ。僕一人で焼いて、家族はリビングの扉からお皿だけ出してくる(笑)。マシュマロ焼く時だけ一瞬出てきますけどね。」
そのほか、パラグライダーやマリンスポーツなどアウトドアがお好きで、メジャーリーグやボクシング観戦も楽しまれる多趣味な一面も持っていらっしゃいます。

影響を受けた人物と座右の銘
井手社長のキャリアに大きな影響を与えた人物が二人いらっしゃるそうです。
一人目は、前職のサービス業時代の社長です。「なぜ生きているのか」「何のために仕事をするのか」という哲学を教わったとのことです。
それまでの「周りに勝ちたい」という競争心から、「お客様のため」「社会貢献」「人材育成」へと視野が大きく広がったとのことです。
井手社長:「それまでは負けん気だけで仕事をしていました。同僚に負けたくない、早く出世したい——そんなモチベーションだった。でも社長から生き方の哲学を教わって、仕事に対するやりがいや喜びに目が向くようになりました。周りの人がこうだから自分もこう、っていう考え方がなくなったんです。」
井手社長:「お客様に喜んでもらいたいとか、地域貢献とか社会貢献とか、人材育成とか。そういうところに目が向くようになりました。出世欲じゃなくて、生き方の部分を教わったんです。」
二人目は、前職の不動産会社を共に立ち上げた社長です。創業者ならではのアグレッシブさと気持ちの強さから、「社長の仕事」とは何かを学ばれたそうです。
座右の銘は「朱に交われば赤くなる」。
井手社長:「今の自分があるのは、周りの人のおかげなんです。人は環境によって善にも悪にもなる。いい人と付き合えば良くもなるし、悪い人と付き合えば悪くもなる。自分の人生を振り返ると、いい人に恵まれてきたなと思います。」
井手社長:「だから引き続き、いい人とのご縁を大切にしたい。影響を受ける人はちゃんと選んで、それをご縁にすることで、自分の次の人生につなげていきたいですね。」
波乱万丈な人生の中で、要所要所で良い人との出会いに恵まれてきたという井手社長。その感謝の気持ちが、この言葉に凝縮されているようです。

PROFILE
出身地:東京都板橋区
年齢:40代
血液型:B型
経歴:寿司職人 → 営業職 → サービス業(約20年)→ 不動産会社立ち上げ(副社長)→ マルイ株式会社 代表
資格:宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー、三級建物アドバイザー、不動産写真マイスター
趣味:ジム(筋トレ)、料理、アウトドア、マリンスポーツ、登山、バーベキュー
座右の銘:「朱に交われば赤くなる」
推薦の声
営業スタッフ T氏
井手社長は、性格的に大変明るく楽しい人です。時には深く考え込み、トンネルの出口が見えにくくなることもあるようですが、最後には最良の解決策を見出してくれるという信頼のできる人物だと、以前より安心感を持って頼りにしています。物腰も大変低く、お客様や部下から親切・丁寧だと頼りにされる井手社長は、唯一無二の「自分に厳しく人に優しい」というとてもチャーミングな人物です。

営業スタッフ Y氏
井手社長は仕事に情熱があり、お客様からのどのような依頼でも誠実に一生懸命取り組んでいます。特に難しい案件ほど情熱を出し、お客様と同じ気持ちで悩み、仕事が完了した時には自分事のようにお客様と喜びを分かち合っています。どんなときでもお客様の気持ちに寄り添い、情熱を持って取り組む姿勢は従業員の手本であり、「不動産業界の鑑」と言える存在です。

編集後記
井手社長へのインタビューを通じて最も強く感じたのは、「当たり前の基準」の圧倒的な高さです。
業界未経験という逆境の中、何百軒もの飛び込み営業に心折れることなく立ち向かったエピソードには驚かされました 。普通の人なら逃げ出したくなるような困難も、柔和な笑顔の裏にある不屈の「ど根性」で突破していく 。未知の状況を恐れず、むしろ自ら困難へ飛び込んでいくその姿勢は、今もなお健在です 。「人との縁に生かされてきた」と謙虚に語る井手社長ですが、それはご自身が歩む道を信じ抜く強さがあるからこそ、手繰り寄せられたご縁なのだと感じます 。三重の地で、「この人に任せてよかった」と多くの売主様から信頼される存在として、さらなる飛躍を遂げられることを心より期待しております。
文・撮影 / 嶋田 佳奈子
| 【おうちの売却について、まずはお気軽にご相談ください】 井手社長より: 「売却を考え始めた時期は、誰もが不安を感じるものです。『今が売り時なのか』『いくらで売れるのか』など、様々な疑問や心配があると思います。まずはお気軽にご相談ください。これまでの経験を活かし、お一人おひとりのご事情に合わせてご提案させていただきます」 <無料相談のご案内> 売却に関する疑問・不安など、どんな些細なことでもお話しください ご自宅の価格査定も無料で承ります 相談後の売却依頼は自由です。まずは気軽にご相談いただければと思います ■ご相談方法 査定依頼、相談のフォームにご入力をよろしくお願いします。 https://forms.gle/tYAWhi5gvAVR1VHa8 |










